■ ID | 299 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 自然生態系等を活用した農業集落排水処理水の再浄化施設 |
■ 著者 | 島津久樹
農業集落排水協会 井上泰志 高知県農林水産部 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第39回大会公開シンポジウム、平成14年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 植物や生態系の持つ物質循環機能を活用して農業集落排水処理水を一層浄化する施設の調査・研究を行った。そして、全国15地区19施設のうち、高知県下の施設で比較的まとまったデータが得られたので、窒素・リンの除去能力及びこれらの定量的評価等を報告する。
ヨシを全面に植え付けた抽水植物区について、T-Nは夏期(7〜9月)には除去速度0.88g/m2/dと高い除去能力を示し、一方冬期(1〜3月)は、0.38g/m2/dと低水準だが、高温記の4割程度の除去速度を維持している。T-Pは除去速度、除去率ともに、水温の高い時期(春期、夏期)に低く、低い時期(冬期、秋季)に高い結果となった。T-N除去速度は、水温および流入負荷量と高い相関があった。T-Pは、高温記に有機物の分解による溶出が起こり、導体が複雑化していると考えられた。 |
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